[新人必見！]介護職が高齢者に抱く複雑な感情についての原因と対処法を解説

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はじめに

介護職だけど、老人(高齢者)に対してネガティブな感情を抱いている方もいらっしゃるかもしれません。

他のスタッフは高齢者が好きでやりがいを持って仕事しているのに自分は好きになれない、なんて方もいるでしょう。

 

今回は介護職が老人（高齢者）が嫌いなのはダメなのか？ついてお話します。

 

この記事を読むことで高齢者を嫌いな原因と対処法がわかります。

(原因が分かっている方は対処法へスキップOK)

 

最後までご覧いただきよかったら参考にしてみてください。

<原因①>高齢者のイメージが実際と重なる

 

介護、看護学校出身の方で授業で「高齢者ってどんな人？」グループに分かれて意見を集めて発表した記憶はないでしょうか。

(やらなかったところもあります)

 

高齢者ってどんなイメージをまとめてみました。

 

 

参考資料:内閣府のホームページ

 高齢者　イメージ調査研究

図のように他の方もネガティブなイメージを抱いています。

トイレ介助の際に「歩くの遅い、便器汚す、汚い、臭い」

見たままがイメージと重なってしまいがちです。

結果高齢者への感情が複雑になってしまっていると考えられます。

 

<原因②>介護拒否・暴言・暴力を受ける

オムツを交換しようとする際利用者さんの手や足が飛んできた経験はないでしょうか。

一生懸命ケアをしているのに心が折れてしまいそうになりますよね。

静止するのに必死でなぜこのような事態になってしまったのか考える余裕はなくなります。

<原因③>一人で対処しきれない状況にある

ナースコールが鳴る、歩けない利用者が車椅子から立とうとしている、トイレに行きたいと

訴えあったとします。

人手不足の為、一人で対応している状況も現場では見受けられます。

同時に重なるとパニックになってしまいますよね。

連日になると追い詰められて「老人って嫌い」って叫びたくなるのも無理はありません。

 

いずれにしても介護職が老人(高齢者）を嫌いと思う原因には

 

後天的に生じた感情である

 

ことがわかります。

<対処法①>嫌いでも良い

利用者に限らず合う合わないはあります。

介護職は高齢者を好きでないといけないと思うと苦しくなってきますね。

嫌いだからといって利用者に危険を生じる事や不快な思いをさせてしまうのはプロとして好ましくありません。

自分も相手も大切にしたコミュニケーションスキルを身に付けていきましょう。

 

<対処法②>高齢者の心身の特徴を知る

高齢者のことを嫌いと思うのは、知識不足からくることもあります。

利用者の日々の言動が病気や障害であることもあるからです。

老いることの大変さ不便さがわかってきます。

相手のことを知ることで心に余裕を持って接することができるでしょう。

 

<対処法③>期待しない

「一生懸命ケアをしているのにどうしてわかってくれないのだろう。」

「今しようと思う業務があるタイミングでナースコールが鳴るのか」

などイライラすることもあるでしょう。

人は自分の思いどうりになりません。

知っておくだけでも気持が楽に慣れるでしょう。

 

<対処法④>上司や先輩に相談する

先輩や上司も同じことを考えてることがあります。

相談することで対処法を知ることができます。

同じ考えと知れば、安心することができるのではないでしょうか。

 

<対処法⑤>嫌いな理由を知る

嫌いな理由は様々です。

反面教師と考えることもできます。

なぜ自分は老人（高齢者）が嫌いなのかと気持ちに気づくだけでも楽になることがあります。

結論

介護職が老人（高齢者）へのネガティブな感情は決して珍しいことではありません。

嫌いという自分の気持ちを受け入れることが大事です。

気持ちに気づくだけでも素晴らしいです。

 

自己の感情を理解し、仕事をしている間は高齢者の健康と安全だけを考えましょう。

 

コミュニケーションスキルのトレーニング方法や、ストレスマネジメントのテクニックは本や動画など勉強することができます。

 

上司や先輩に相談しても効果がない場合もあります。

 

職場環境自体に問題がある場合は、転職を考える方法も検討してみてください。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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