介護職のお局様の取扱説明書
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「あの厳しいお局様がいるから仕事に行くのが憂鬱…」
「お局様がいる限り、この職場を辞めたい…」と悩んでいませんか?
介護の現場は主に30〜50代が活躍しているため、お局様と関わる機会が多いです。
私もお局様の年代ですが、上記のように感じることがあります。
今回は
・お局さんてどういう存在?
・お局さんとの取り扱い(付き合い方)についてお話しします。
よかったら最後までご覧いただき、参考にしてみてください。
お局さんの生態とは
お局さんの特徴や行動パターンについて以下のようなものがあります。
身体は動かず口が動く
1人で歩くのが危険な利用者さんに対して「〇〇さん立っている」
バイタルが測定できていない利用者に「〇〇さんバイタルまだ測れてない」
など身体より口だけが先に動いています。
「行ってきて」「やってきて」
と言わんばかり他の若い職員を動かします。
自分が面倒だと思う仕事は、自分が動かず人を動かします。
わが道を行く
他の職員がバタバタしているのに自分がやりたいことしかしません。
利用者のケアを職員で統一したいのに「今までこれでやってきたから」と反発して勝手な判断で自分のやり方で行います。
人の話を聞かず自分の話ばっかり通す
申し送り時に依頼しようとした際に
「なんで私がしないといけないわけ⁉︎私〇〇が悪いから無理」
と頭ごなしに拒否することがあります。
文句ばかり言う
上司やリーダーが決めたことや職員が対応した内容に対して
「なんでこの方法をとったのか全く意味がわからないわ」
などの否定的な言動がよく聞かれます。
効率を重視する
入浴見守り時利用者がもう少し浴槽につかっていたいのに
「他の人が次入るので早く出てください」と急がせてしまいます。
利用者が不満そうにしているのに本人の気持ちはお構いなしです。
目的は入浴介助を早く終わらせて自分は後でゆっくりしたいからです。
なぜお局さんは生息するのか
知識や経験が豊富なので、仕事はできる存在です。
仕事面において、知識やスキルアップの向上を考えるのは難しく現状維持の傾向が見られます。
人と比べることが減る時期であり、人から注意を受けることがなければ
「自分はできている」
と思い込んでしまいます。
年齢的に体力が衰え、身体が思うように動かず言語能力だけは健在です。
自己防衛が強く、新しいことが受け入れられなくなる年代です。
上司が若い場合は、言い負かされてしまい注意するのができない現状です。
プライベートでは子供のことや親の介護など自分以外のことも考えなければならないこともあります。
よって心身共にストレスが溜まり他の職員のはけ口になるパターンです。
お局さんの取扱方法
お局さんをどのように取り扱うとよいのでしょうか。
話を傾聴する
お局さんは不安に思っていることや困っていることに耳を傾けましょう。
人は聞いてくれただけで安心します。
アドバイスや、評価は不要です。
お局さんが「聞いてくれた」と思えば落ち着ついて仕事してくれるでしょう。
ほめる
お局さんの良いところをほめてみましょう。
お局さんはプライベートで心が満たされておらず、実は自分に自信のない人も多いです。
自信がないから文句を言ったり、人を下げるような言動にでます。
お局さんのよく気がつく点や、得意なところを探してほめてみましょう。
機嫌よく仕事してくれることが期待できます。
できるだけ関わらない
どんなに手や品を変えてもうまくいかないことはあると思います。
急ぎの場合は、短く報告・連絡・相談を行い、機嫌が悪い時はそっとしておきましょう。
目に付いたら何か言われることがあるので、できるだけ視界に入らないよう立ち去りましょう。
異動や転職を検討する
上司に相談してお局さんに異動してもらういう手もありますが、慣れたところから動くのは難しいでしょう。
何らかの対策を取らないと自分自身が元気よく働けないからです。
おわりに
私たちが苦手としているお局様には様々な特徴やパターンがあります。
お局様には、お局様に変貌してしまった原因や理由が存在します。
お局様の取り扱いを試みることによって、自分が元気で気持ちよく仕事ができることが期待できます。
人間ですので、合う合わないはあります。
自分自身が心身に不調を期待しているのであれば移動や転職を視野に入れてみるのも1つです。
ポジ子はあなたにとって良い介護職ライフが送れるように応援しています。
最後までご覧いただきありがとうございました。