コミュニケーションが苦手だと介護職に向いていないのか!?
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コミュニケーションが苦手だから介護職に向いていないかもと思っていませんか?
実は、コミュニケーションが苦手でも介護職に向いている理由がたくさんあります。
今回は、
・介護職がコミュニケーションが苦手でも向いている理由
・苦手な人に向けた具体的なコツ
についてお話しします。
ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてみてください。
介護職におけるコミュニケーションの重要性
介護職はコミュニケーションが取れる人が向いていると言われています。
介護現場では、1人の利用者に対して様々な職員や職種が連携して仕事を行っています。
利用者の情報を共有しないと命に関わる恐れもあります。
情報共有を行うことで利用者の命を守り、質の高いケアが実現できるのです。
コミュニケーションとは言葉以外にもある
私たちが日頃思っているコミュニケーションは言葉によるものが多いですが、実は言葉以外にも表情、しぐさ、ジェスチャーなどがあります。
メラビアンの法則によると、人の印象の55%は視覚的なものが影響していると言われています。
これにより、コミュニケーションが苦手でも介護職に向いていないとは一概には言えません。
コミュニケーションが苦手な人
コミュニケーションが言語的に苦手であれば、他の方法を試してみましょう。
笑顔を心がける
利用者の中には認知症を患っている方もおり、常に何らかの不安を抱えています。
笑顔で接することで、利用者の不安を和らげることができます。
利用者が職員の名前を覚えられなくても、「いつもニコニコしている人」として印象に残ることがあります。
聞き役に回ろう
コミュニケーションが苦手な人にとって、ペラペラと利用者に話しかける職員の姿を見てうらやましいと思うこともあるでしょう。
しかし、職員をよく観察してみてください。
利用者が何か話したそうにしているのに遮って話していませんか?
利用者は疲れた顔をしていませんか?
高齢者は自分の話を聞いてほしい人がほとんどです。
メモを利用しよう
職員に何を伝えればいいかわからない時があります。
そんな時は、メモに話したい内容を書いてみましょう。
伝えたい人に読み上げるだけでも良いし、直接渡しても良いです。
単語を拾って理解してくれるでしょう。
苦手なのは職場環境が影響していることもある
コミュニケーションが苦手と感じる場合、職場環境が影響していることがあります。
みんな忙しそうにしていて、伝えるタイミングを逃したり、聞きづらかったりすることがあるからです。
同僚や上司に相談してみましょう。
情報共有のツールを整えたり、質問しやすい環境を整えてくれるなど、何らかの対策を期待できます。
相談しても無反応だったり、取り合ってくれなかったり、自分には合わないと感じる場合は、職場自体を変えることも検討してみましょう。
まとめ
介護職はコミュニケーションが取れる人が向いていると言われますが、苦手な人でも言語以外の方法を使ってコツをつかむことで、十分に活躍できます。
自分に合った方法を見つけて、少しずつスキルを向上させていきましょう。